【水痘】
水痘とは、いわゆる「みずぼうそう」のことで、水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる病気です。水痘は主に小児の病気で、9歳以下での発症が90%以上を占めると言われています。
感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、その潜伏期間は感染から２週間程度と言われています。
発疹の発現する前から発熱が認められ、典型的な症例では、発疹は紅斑（皮膚の表面が赤くなること）から始まり、水疱、膿疱（粘度のある液体が含まれる水疱）を経て痂皮化（かさぶたになること）して治癒するとされています。一部は重症化し、我が国では年間100万人程度が発症し、4,000人程度が入院、20人程度が死亡していると推定されています。最も頻度の高い合併症は皮膚の細菌感染です皮膚の部分が赤く腫れあがってきたら注意が必要です。

【対象年齢】
１歳～３歳未満（標準的な接種開始時期：１歳～１歳３か月未満）

【接種回数】
２回（３月以上（標準的には６月～12月）の間隔で２回接種）

水戸市ホームページ