2025年03月19日

食育は,様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し,健全な食生活を実践することができる人間を育てることです。
食育の日を,ご自身やご家族の食生活を見直すきっかけにしてみましょう。

「こ食」という言葉を聞いたことがありますか。「こ」にはいくつか漢字がありますが,どんな漢字が思い浮かびましたか。今回は避けたい7つの「こ食」についてご紹介します。

孤食(一人で食べること。)
  家族と食べると,好き嫌いを注意してくれる人がいて栄養の偏りが少なくなります。
また,会話をすることで社会性や協調性が育ちやすいです。

個食(家族と食べていてもそれぞれ別々のものを食べること。)
  家族と同じものを食べることで,様々な食べ物に接する機会が増え,おいしさを共感することもできます。

子食(子どもたちだけで食べること。)
  好きなものばかり食べて偏食になりやすくなったり,食事のマナーが身につきにくくなります。家族と食べると,食事のマナーを身につけたり,コミュニケーションをとり食事の楽しさを感じることができます。

小食(1回の食事量が少ないこと。)
  必要な栄養が不足する可能性があります。適切な量を食べることで必要な栄養を摂ることができ,元気に活動ができます。そして,次の食事の前に空腹を感じられるようになり,規則正しい生活リズムにつながります。

粉食(パンや麺類など粉を使った主食を好んで食べること。)
  粉製品は軟らかいものが多いので,噛む習慣がつきにくく食べ過ぎを招きやすいです。
腹持ちの良いお米をしっかり食べることも大切です。

固食(自分の好きな同じものばかり食べること。)
 様々な食品を食べることで栄養バランスが良くなります。苦手な食べ物も一口分だけでも盛り付けるようにしましょう。

濃食(濃い味付けのものばかり食べること。)
 食材そのものの味を生かした薄めの味付けにすることで,味覚が育ちやすくなります。
また,将来の高血圧や生活習慣病の予防になります。

【問合せ先】
子育て支援課 母子保健係
〒310-8610
水戸市中央1-4-1
TEL:029-350-1216